築10年のアパート共同住宅で外壁塗装・コーキングを施工しました!
築10年の戸建て住宅の外壁コーキング作業を行いました。家の外壁は、雨風や紫外線にさらされ続けるため、経年劣化によってコーキングがひび割れたり、硬化したりします。今回はその修繕を行い、家全体の耐久性を向上させました。
Before
After
施工場所:八千代市
施 主:A様 アパート
築 年 数:10年
工事内容:外壁・屋根塗装工事
使用材料:無機塗料
工 期:約4週間
コーキングとは?
そもそも「コーキング」とは、建物の外壁や窓枠などの隙間を埋めるために使用する材料のことです。コーキング材は、防水性や防音性を高める役割を果たし、雨水や湿気の侵入を防ぎます。これにより、建物内部の腐食やカビの発生を防ぐ重要な施工です。
コーキング施工の流れ
コーキングの施工は、以下のような手順で行われました。
コーキングの撤去
まず、古くなったコーキングをすべて撤去します。この工程はとても重要で、古いコーキングが残っていると、新しいコーキングが十分に密着しないため、劣化が早まることがあります。専門の工具を使って、丁寧に古いコーキングを取り除きました。
プライマー塗布
次に、プライマーを塗布します。プライマーは、コーキング材が下地にしっかりと密着するための下地剤です。この工程をしっかりと行うことで、長期間にわたってコーキングの効果を保つことができます。
コーキング充填
その後、新しいコーキング材を充填します。専用のガンを使って、隙間に均等にコーキング材を押し込みます。充填する量やスムーズな仕上がりを心掛けて、隙間をしっかりと埋めていきます。
へら押え
充填が終わったら、すぐに「へら押え」を行います。これは、コーキング材を隙間に押し込む作業で、表面を平らに仕上げるための重要な工程です。へらを使って余分なコーキング材を取り除きつつ、見た目をきれいに整えました。
仕上がり
最後に仕上がりを確認して、全体の作業を終了しました。外壁の美観が向上し、防水性も強化されました。これで、今後しばらくは雨水の侵入の心配もなく、安心して過ごせる住宅が完成です。
このように、外壁のコーキングは建物の長寿命化に欠かせないメンテナンスの一つです。定期的にチェックして、劣化が見られたら早めに施工を行うことをお勧めします。もし外壁のコーキングに関してお困りのことがありましたら、ぜひご相談ください!
外壁塗装を無機塗料で施工しました!
築10年の住宅で、外壁塗装を行いました。今回使用した塗料は「無機塗料」で、耐候性が高く、長期間にわたり色あせや劣化を防ぐことができます。無機塗料は、耐久性に優れているだけでなく、美しい仕上がりを長く維持できるのが特徴です。
外壁塗装の流れ
外壁塗装の工程は、以下のように進めました。
下塗り
まず、下塗りを行います。下塗りの目的は、外壁と塗料をしっかり密着させるための「接着剤」的な役割を果たすことです。無機塗料をしっかりと外壁に定着させるため、この下塗りはとても重要です。この工程を丁寧に行うことで、塗膜の剥がれを防ぎ、全体の耐久性を向上させます。
中塗り
次に、中塗りを行います。この段階で塗料の厚みをつけ、しっかりとした防水性や耐久性を確保します。中塗りでは、塗膜が均等になるように細心の注意を払いながら作業を進め、ムラのない仕上がりを目指します。
上塗り
上塗りは、仕上げの塗装です。この工程では、外観の美しさを重視して、色味や光沢が均一に出るように塗り重ねます。無機塗料の高い耐候性によって、外壁は長期間美しい状態を保つことができます。
仕上がり
最後に、全体の仕上がりを確認します。無機塗料の特長であるツヤ感と耐久性が際立ち、外壁が新築同様の輝きを取り戻しました。さらに、無機塗料を使用することで、紫外線や雨風によるダメージを長期間防ぐことができ、家全体の寿命が延びることも期待できます。
無機塗料は、特に耐久性が必要な外壁塗装に最適な材料です。外壁塗装を検討されている方は、ぜひ無機塗料を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?ご相談やお見積もりのご依頼がありましたら、お気軽にご連絡ください!
外壁塗装やコーキングを行うべきタイミングの目安
1. 外壁塗装の目安 一般的に、外壁塗装を行う時期の目安は 10〜15年 とされています。外壁は常に紫外線や雨風にさらされており、時間が経つにつれて塗膜が劣化し、次のような兆候が現れることがあります。
- 色あせ:日光による紫外線で塗装の色が薄くなったり、変色したりする。
- チョーキング現象:塗膜が劣化して表面に白い粉がつく現象です。触ると手に粉がつくのが特徴で、この状態は塗装の防水機能が低下しているサインです。
- ひび割れ(クラック):塗装が乾燥や劣化によりひび割れを起こし、外壁内部に水が侵入しやすくなります。
- カビ・コケの発生:外壁に黒いカビや緑色のコケが生えるのは、塗装が劣化し、防水性が低下している証拠です。
このような症状が見られた場合は、塗装のタイミングです。定期的なメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばし、修繕費用を抑えることができます。
2. コーキングの目安 コーキング材もまた、劣化により定期的に交換が必要です。コーキングの寿命は通常 7〜10年 と言われており、以下のサインが見られたら、コーキングの打ち直しを検討すべきです。
- ひび割れ:コーキングが硬化してひびが入り、水が侵入しやすくなります。
- 剥離:コーキングが外壁や窓枠から剥がれて隙間ができると、雨水が侵入するリスクが高まります。
- 硬化:通常、コーキングは柔軟性を保っていますが、硬くなった場合は、劣化が進んでいる証拠です。
コーキングが劣化すると、雨漏りや建物内部の腐食につながる可能性があるため、早めの対策が重要です。
定期メンテナンスの重要性
外壁塗装やコーキングは、建物の美観を保つだけでなく、建物自体の耐久性を維持するために非常に重要です。塗装やコーキングが劣化したまま放置すると、外壁から水が染み込み、建物内部の構造材が腐食したり、シロアリの発生リスクが高まります。また、カビや結露によって室内環境が悪化することも考えられます。
早めのメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばし、後々の大規模修繕を防ぐことができます。定期的な点検と、必要に応じた塗装やコーキングの打ち直しを行うことをお勧めします。
建物を長持ちさせ、安心して住み続けるためにも、外壁塗装やコーキングの状態を定期的にチェックし、適切なタイミングでメンテナンスを行いましょう!